登場人物・企業紹介
広野武雄: 組立工場である青星工業株式会社から電子機器メーカーのデイジープロダクツに転職した。
森山隆志: デイジープロダクツの製品企画部門部長。20名ほどの部隊を仕切っている。
古田剛: デイジープロダクツの製品デザイナー。
デイジープロダクツ株式会社: 広野武雄の勤務する電子機器メーカー。
【DXストーリー No.2 市場投入期間へのチャレンジ】
広野武雄は片田舎のOEM工場である青星工業株式会社から、最近デイジープロダクツ株式会社に転職した。広野はOEMという請負の立場でありながらいろいろな提案を顧客にできる柔軟なアイデアを持つ性格で、それがデイジープロダクツの製品企画部門の部長である森山隆志の目に留まり、スカウトされたのだ。森山は非常に丁寧に青星工業の経営陣に筋を通したため、広野は全員の理解を得て次の一歩を踏み出すことができた。
「さて、今までは外から見ていた製品開発プロセスだが、いよいよ本丸で力を発揮するぞ!」と広野は息巻いていた。デイジープロダクツは確かに超大手ではないが、さまざまなコンシューマエレクトロニクスのデザインの提案をしているし、自身でもマイナーながらさまざまな電子機器をデザイン、設計し、生産している。このため自社ブランドの製品の組み立てを青星工業に外注していた。つまり、この会社はハイエンドのコンシューマ機器から自社ブランドのコンシューマ機器まで、さまざまな製品デザインを取り扱っており、幅広い製品デザインに触れることができるのだ。広野はその大きな可能性にワクワクしていた。
新入社員オリエンテーションも終わり、いよいよ製品開発部門に配属された。いろんな製品サンプルを見ながら目を輝かせていた。
広野は製品開発会議に出席するようになり、いろいろなディスカッションに立ち会って、「なるほど、さすが現場にいる人たちのインプットは違うな」と感心したり、時には「すいません、素人考えですが…」と口を出したりして、毎日新鮮な刺激を受けながらも、時々ちょっとした違和感を感じるようになった。
「えー、これ全員で合意したから外注してモックアップ作ったのに、なんでダメなんですか?」製品デザイナーの古田剛が不満の声を上げた。
「実際にモノができてダメ出しすることなんてよくあるだろ。それが開発プロセスってもんじゃないか。そんなに不貞腐れるな」と森山がなだめるように言った。
「でも部長、今すごい仕事が立て込んでるんですよ。第一開発室と第二開発室と第三開発室の製品開発が複数で進んでて、デザインリソースのキャパ越えてるんです。製品デザインなんて3秒でできるもんじゃないんですよ。それでじゃあデザイン承認出たからって外注との交渉とかあの人たちしてくれないし、口開けて製品サンプル来るの待ってるだけじゃないですか。アイデアだけ出して仕上がったものに文句言うだけ。そのくせ『デザインの細かいことなんてわからないから』って外注との交渉とか丸投げしてくる。外注のコストだってただじゃないしむしる高い。それを数分手に取って『駄目だね』って言われるこっちの身にもなってくださいよ」
広野は「確かにデザイナーが割を食っているようなところがあるよな」と思っていた。それぞれの開発室は森山の配下だが、古田のいる製品デザイン部門も森山の下に属している。製品デザイン部門はそれぞれの開発室の依頼を受けて製品デザインを3D CADで起こし、それをバーチャルで説明したり、時には外注でモックアップを作って、さらに念入りな時には軽い塗装までして開発室に納品していた。広野はそのすべての部門を統括する森山の下でまだいろいろ見せてもらっている最中だったが、それゆえにいろいろなデザイナーの悲鳴を一日に何度も聞いていたのだ。
「自分はそれぞれ個室にいる各開発室の中にいつもいるわけじゃないから彼らは彼らでいろんな事情があるとは思うが、デザイナーが悲鳴を上げているのは事実だ」と広野は問題を咀嚼しようとしていた。
そしてデザイナーの古田は不満を続けた。
「この見た瞬間に却下されたモックアップをデザイン変えて外注に見積りとってモックアップ完成させるのに、また2週間とられますよ。この製品のデザイン完成の目標日を過ぎちゃいますよ。しわ寄せ来るのはこっちです。これ3回目なんですよ?」
「え、たった3回のモックアップ作成でデザイン完成の目標日過ぎちゃうようなスケジュール感なんですか?」 思わず広野は聞いた。
古田は広野をしばらくじっと見つめていたが、一度森山の顔を見て、改めて広野を振り返って言った。
「実際にはその前後にいろんなことがあるからそれで間に合うときもあるし間に合わないときもあるんですけど、間に合わなくなる時は結構あります。で、焦って量産でデザインミスが発覚したり、『もうちょっとああやっとけばよかった』っていうこともたまにあります。自社ブランド品だけですけどね、こんな無茶するのは。おかげで思ってたよりも開発コストが膨らんだり、目の前に迫った販売開始目標日を繰り下げたりすることもちょこちょこありますよ。いつもではないけど。みんな問題回避するために先手を打つように努力してるから致命的なことになってないだけってことはあります」
広野は正直びっくりした。「え、それって自社ブランドの製品のデザインはブラッシュアップしなくていいってみんなが思ってるのか…?自社ブランドが一番利益幅を出しやすいビジネスなのに、なんでそこにフォーカスしないんだ?」
森山が古田をなんとかなだめているのを眺めながら、「確かにこの会社には改善するべき要素がありそうだ」と広野は思った。
広野は森山が以前「うちが抱えている問題はいろいろあってね。いろいろ説明するのは難しいんだが」と言っていたことを思い出した。
広野はその日早速「森山部長、入社していろいろ思うことも出てきたんで、相談させてください」と勤務後に森山を居酒屋に連れ込んだ。
ビールのジョッキを持ち上げながら、広野は早速本題に入った。「今日結構古田さんかわいそうでしたけど、大丈夫なんですかね」
森山は目を合わせないまま「まあ、いつものことだよ。今日は少し溜め込んでた感じだったけどね」とつまみに箸をのばした。 刺身の切れ端をもぐもぐやったあと、森山はそのまま言葉を続けた。
「結果としてデザイン部門にかなり負担をかけてしまっている。それを改善したいと思って以前は3Dプリンタに手を伸ばしたりもしたんだが、造形は思ったようにいかないし、色もあとから付けなきゃいけないし、そもそも3Dプリンタの造形が失敗したり途中で止まったりすることもあったりして、結局手間が増えただけで止めてしまったんだよ」
(3Dプリンタか。試作といえば3Dプリンタだもんな)
広野は森山が言いたいことを遮らないように「へー、そうなんですか」と相槌をうった。
「数年前の話だし、3Dプリンタそのものはサービスビューロ越しにしか使っていないから最新情報も特に仕入れてはいないし、今はもっとマシになってるかもな。でも造形がうまくいかないと高い材料をただ捨ててるだけになってしまって、結局メリットが出せなかった。3個作ろうとしたらみんな微妙に形が違ったり、崩れてたり。デザイナーの人員を増やすのが一番なのかとも思うんだが、繁忙期に波があって難しいんだよ」
広野は疑問を小出しに投げ始めた。
「開発初期のモックアップを外注するって、結構なリスクですよね」
「まあな、うちの自社製品は割り切ってしまっている部分もあるが、客から依頼を受けたデザインは絶対に外に出さないよ」
「まあそうですよね。あと外注に出すとうんと時間がかかるって古田さんが言ってましたね」
「そうだな。まずは見積もりもらうのに一日潰れるし、外注先が必要な人員やらをそろえるのにまた時間がかかったり、長い試作待ちの列にならばなければならないこともあるからな。大体2週間くらいはかかるな」
「…まあそうですよね。でも」
広野は森山の視線がこちらに向くのを待って、やや前かがみになってクリアな言葉づかいで話し始めた。
「森山部長だから言いますけど、今の状態はマズいです。企業が開発期間を管理し、市場投入時期を早めようとやっきになるのは、市場にいち早く出た者が最初の利益を得ることができるからですよね。どんなにいいものでも、5番目に出てしまったら単なる模造品でしかない。値段も高くはつけられない。ゼロから開発をしていたとしてもです」
広野は一呼吸おいて言葉を続けた。「私、森山部長のお役に立ちたいんですよ。このまま開発プロセスが制御できずにいたら、この会社の利益幅が保てなくなってしまう。デザインの改善作業が苦行になってしまったら、いい製品は作れません。どうやったらいいのか正直まだわかりませんが、ちょっと考えさせてもらえませんか」
森山は広野の言葉を真顔で聞いていた。しばらく黙ったまま広野を見つめていたが、ふっと人懐っこい笑顔を浮かべた。広野が好きな表情だった。
「広野君、ありがとう。ぜひお願いしようかな」
広野は満面の笑みを浮かべ、「はい!ぜひ!」と言った。
そのあと二人は居酒屋にしばらく長居して、自分たちが所属する会社の風土や気質についてざっくばらんに意見を交換した。森山は広野に「広野君に来てもらってよかった。味方が増えたような気がするよ」と言い、広野は嬉しそうに笑顔を返した。
広野は翌日から早速製品デザインに関する情報を集め始めた。インターネット、セミナー、ウェビナー、書籍、いろいろなものを貪るように漁っていった。いろいろ見た中でなんとなく気になったのは「3Dプリンタ」だった。試作といえば3Dプリンタを使ったラピッドプロトタイピング。しかしながら当然その具体的な成功例は探し出せず、情報としては似たり寄ったりだった。
3Dプリンタを使ったラピッドプロトタイピングと言えば、まずはカタチやサイズの目安で、大体これであたりを付けたら外注に試作を注文すると数週間の空白の時間が生まれるというのがなんとなくの理解だった。
しかし3Dプリンタも時代が進んでいた。「フルカラーで一回だけで造形が完了する」という3Dプリンタがあったのだ。3Dプリンタについていろいろ調べていた時に、たまたまインターネットで情報を拾うことができた。 しかもフルカラーだけでなく、材料を複数同時にセットしてテクスチャー、感触なども再現できるらしい。さらには「3D CADソフトのデータをそのままダイレクトに利用できる」という選択肢もあるらしかった。
「もしここに書いてあることが本当だったら、外注に出してる2週間がまるっと浮くじゃないか」広野はウェブの画面に食いついた。「直接話を聞きたい」と広野は早速その会社の問い合わせフォームに「製品開発プロセスを改善するため情報を集めている。細かい話を聞かせていただきたい」と記入して送信した。その日のうちに電話がかかってきて、営業の訪問日が決まった。
広野は持ち前の好奇心をいかんなく発揮し、3Dプリンタメーカーの営業に根掘り葉掘り考えられる質問を全部投げた。その場にはデザイン部門の古田も同席してもらった。古田は自分が使っている3D CADソフトが3Dプリンタメーカーのミドルウェアで対応可能なことを確認すると、俄然前のめりになった。
「もしよかったら、うちのクラウドソフトウェアを使えば、実際のCAD画面で全員に共有しなくても、サクサク製品設計を確認することもできますよ。オンライン上で確認できるので、全員が会議前にある程度のレビューが終えられて便利かと思います」との営業の一言に、古田のテンションがさらに上がった。
3Dプリンタメーカーが提示したマシンの価格はちょっとおいそれと買えるものではなかったので、まずはいくつか実際の過去の製品の3D CADデータを使った造形サンプルを用意してもらうことになった。営業が帰った後、古田は広野に言った。「広野さん、この話を持ってきてくれてありがとうございます。実はこの3Dプリンタのことは小耳にはさんではいたんですけど、詳細を確かめる余裕がなくて。いま改めて土俵にのせてもらった気持ちです。不満と時間のロスばかりに追われている現状を打破するきっかけになるといいな」
数日後、広野と古田は届いた小包を開けた。「お!」と二人から思わず声が出たのを見かけて、森山がなんだなんだと様子を見に来た。思ったよりずっと完成度の高い製品サンプルが箱の中から出てきた。
「確かに本番と同じとは言えないけど、金型発注する前段階としては十分だな…おまけに直したいと思ったら、すぐデザイン直して作り直せるんだもんな」 森山がぽそりと言った。古田が追いかけるように言った。
「部長、それだけじゃありませんよ。微妙に違うデザインを同時に造形できてフィードバックもらえたら、それだけで製品デザインプロセスが1か月縮みますよ」 古田の一言に広野と森山が顔を見合せた。
「…それ、すごくないですか?」
「いや、すごいな。自社ブランドの製品の開発プロセスが根本的に見直せる」
森山はその場でもっと具体的な検証を進めるように二人に指示を出した。古田は嬉々として「よし、あれもあれもテストしたいぞ!」と過去苦悩した製品データを引っ張り出してきた。フルカラーだから、テクスチャーが再現できるから以上に、精度、再現性、カラーバリエーション、操作性、サンプル当たりのコストなどなど、確かめなければならない項目がたくさんあったからだ。
その半年後、森山の全面バックアップのもと広野が行った製品開発プロセス改善策のプレゼンテーションを受けて、小さくはない投資を会社が了承し、フルカラー3Dプリンタがいよいよ導入された。その頃には広野も古田もフルカラー3Dプリンタを扱うための経験値を十分に積んでいた。あとは実践のみだった。
「長い半年だった」装置の設置が終わった後、古田が不意に安堵の息を漏らした。
広野は古田に視線を送りながら、ニヤリと笑った。 「古田さん、これからですよ。俺たち儲けないと。高い買い物したって言われちゃ困りますからね」
古田は一瞬あっけにとられたが、しばらくして「そうですね!」と笑みを浮かべて、自分のデスクにいそいそと向かっていった。
■ 製品開発プロセスの圧倒的な短縮
3Dプリンタを使ったラピッドプロトタイピングの手法はもうすでに新しいものではない。従来のラピッドプロトタイピングは大まかなデザインやサイズ感を確かめるものであり、色や質感はまったく二の次だったはずだ。しかしながらフルカラー、複数材料に対応した3Dプリンタであれば、すでに完成形に近いモックアップが作成できる。さらに社内にそのプリンタがあれば、外注に出す期間、塗装にかける時間などはゼロになる。つまり市場投入期間を大きく縮めるだけでなく、業務全体の時間を縮めることが可能で、より質の高い業務を検討することが可能になる。 また、微妙に違うデザインを一度に複数試すことができれば、より具体的なフィードバックをチームから同時に得ることが可能だ。これもデザイナーの負担を減らすのに大いに貢献するだろう。
この場合、3Dプリンタの性能が全体を左右する。簡便に使え、精度や再現性が高いことが条件だ。
(参考: 市場投入期間短縮のためのDX)
■ デザイン・リアリズムの追求
実際の製品デザインに近いモックアップが自由に高い頻度で作れることで、より前向きな「やり直し」が可能になる。「ここをこうしたほうがいいのでは」という検証を短期間に何度も重ねることができれば、当然さまざまな角度から製品を見直すことができ、製品そのものの品質を向上させることにつながる。
■ オンラインで3D CADデータを事前に確認可能に
3D CADのデータを複数人数で共有するには限界がある。ソフトウェアのライセンスの問題もあれば、データ容量の問題もある。そもそも3D CADソフトは誰でも使えるものではない。もしこのような3D CADデータを製品開発会議の前に簡単にオンラインでレビューできたら、それだけでもディスカッションの効率化を図れるだろう。もちろんセキュリティが優れていることが最低条件である。ストラタシスのGrabCAD Workbenchなら、このニーズに応えられる。
■ 製品デザインの漏洩を防止
社内でフルカラー3Dプリンタを置くことで最終製品に近いモックアップを作れれば、外部にプロトタイプ作成を依頼する必要がなくなる。つまり製品の肝であるデザインに関する情報を外部にさらす頻度が減り、より機密を保つことが可能になる。
■ コロナ禍での製品開発の効率化
製品開発チームも新型コロナウイルスの影響でリモートワークにシフトした、という企業も多いだろう。しかしながらここでまた市場投入期間のトピックが浮上する。オンライン会議で製品の詳細を確かめるのは非常に難しい。色、大きさ、テクスチャー、賞品のデザインの詳細などの確認は、パソコンのディスプレイ越しにはなかなか難しい。合意形成に余計な時間がかかるだけにとどまらず、合意の基準が曖昧になって製品デザインの質が落ちてしまっては、最終製品の品質自体が落ちてしまいかねない。
そこでリモートチームの数だけモックアップを3Dプリンタで余計に作っておいて自宅に送付すれば、全員同じものを見ながら会議に臨むことができる。これを実現するには3Dプリンタの精度や再現性も非常に重要なファクターとなる。
また、3Dプリンタに適切な材料カートリッジが装填されていることが条件にはなるが、オンラインで3Dプリンタに造形キューを送ることができれば、3Dプリンタを実際に利用するユーザーもリモートワークで多くの工数をこなすことができる。現場にいる人がカートリッジの扱い方がわかっていれば、補完しあって作業が進められる。こういった点も検討時には考えておくといいだろう。
この場合、3Dプリンタの低メンテナンス性が重要になる。造形時見はってないと最後までうまくいくかどうかわからないようなプリンタでは困る。
(参考: リモートワークでも開発クオリティを落とさない)
■ 製品モックアップの再活用が容易に
企業というものには残念ながら人的資源が代謝していくという特性がある。つまり、優秀な社員もいずれはいなくなる。フルカラー3Dプリンタをそのまま活用できる環境があれば、人に依存せず、必要に応じて製品のモックアップを再現することが可能になる。
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工業グレード3Dプリンタ
ストラタシスは「工業グレード」として高機能・高再現性を誇る3Dプリンタを提供している。テクノロジーとしては大きく分けて以下の2つである。
FDM方式:熱可塑性樹脂を使用し、熱で固めていく方法で、単一材料での造形となる。現在21種類の樹脂に対応している。使用したい樹脂に基づいてプリンタを選択する。エラストマー、カーボンファイバー素材、中には宇宙での使用に耐えるものなど、特殊用途の材料も取り揃えている。軽量で治具の作成や頑丈なパーツの作成に向いている。
PolyJet方式:インクジェット方式で、UVで固まる樹脂をスプレー噴射して造形する。現在30種類以上の材料に対応している。材料を混ぜることで独自の材質を作ることも可能(デジタルマテリアルと呼ぶ)。こちらはフルカラーに対応しており、複数の材料を同時に使用するマルチマテリアル造型も可能。テクスチャーの再現などが可能なので、デザイン要素が多いモックアップに最適だ。
3D CADデータをクラウド上でレビューできる「GrabCAD Workbench」
GrabCAD Workbenchはオンライン上で高セキュリティの空間をメンバーと共有することができるクラウドプラットフォームだ。特定のメンバーだけ招待制で入ることができ、格納された3D CADデータをいろいろな角度からレビューできる。この空間ではデータの書き換えはできないので、安心してデータを関係者に公開できる仕組みだ。無料なのでぜひ取り入れてみたい。
オンラインで3Dプリンタにつながる「GrabCAD Print」
GrabCAD Printはストラタシスの3Dプリンタに直接アクセスできる専用ソフトウェアだ。PCにインストールして使用する。3Dプリンタが接続されたLANを指定することで、リモート環境から3Dプリンタに接続し、造形キューを送ることができる。もはや3Dプリンタ用のデータ形式に変換する手間すらなくすことができ、GrabCAD Print上でのデータ修正も可能だ。
以上、Withコロナの時代に3Dプリンタメーカーであるストラタシスが提供できるサービスの一部を紹介した。ストラタシスではこのほかにもさまざまなサービスを展開しているので、お困りの場合はぜひ一度問い合わせしてみてはいかがだろうか。
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Learn moreIf you want to place body text here you can do so right here, how cool is that. Lorem ispsum bespoke essty pinterest tofu tote bag authentix VHS.
Learn moreストラタシスではすでに開催されたウェビナーを録画してご用意しております。簡単にご登録いただくだけで、いつでも好きな時間にご覧いただけます。ご興味ある内容をクリックしてゆっくりご覧ください。
FDMの開発企業として産声を上げたストラタシスは、すでに30年以上の歴史をもっている。ストラタシスの製品やサービスは、上記のソリューションを具現化している。以下簡単に紹介する。
工業グレード3Dプリンタ
ストラタシスは「工業グレード」として高機能・高再現性を誇る3Dプリンタを提供している。テクノロジーとしては大きく分けて以下の2つである。
FDM方式:熱可塑性樹脂を使用し、熱で固めていく方法で、単一材料での造形となる。現在21種類の樹脂に対応している。使用したい樹脂に基づいてプリンタを選択する。エラストマー、カーボンファイバー素材、中には宇宙での使用に耐えるものなど、特殊用途の材料も取り揃えている。軽量で治具の作成や頑丈なパーツの作成に向いている。
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F370 | Fortus 380mc & 450mc | F900 |
PolyJet方式:インクジェット方式で、UVで固まる樹脂をスプレー噴射して造形する。現在30種類以上の材料に対応している。材料を混ぜることで独自の材質を作ることも可能(デジタルマテリアルと呼ぶ)。こちらはフルカラーに対応しており、複数の材料を同時に使用するマルチマテリアル造型も可能。テクスチャーの再現などが可能なので、デザイン要素が多いモックアップに最適。
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J55 | J826 | J850 |
3D CADデータをクラウド上でレビューできる「GrabCAD Workbench」
GrabCAD Workbenchはオンライン上で高セキュリティの空間をメンバーと共有することができるクラウドプラットフォームだ。特定のメンバーだけ招待制で入ることができ、格納された3D CADデータをいろいろな角度からレビューできる。この空間ではデータの書き換えはできないので、安心してデータを関係者に公開できる仕組みだ。無料なのでぜひ取り入れてみたい。
オンラインで3Dプリンタにつながる「GrabCAD Print」
GrabCAD Printはストラタシスの3Dプリンタに直接アクセスできる専用ソフトウェアだ。PCにインストールして使用する。3Dプリンタが接続されたLANを指定することで、リモート環境から3Dプリンタに接続し、造形キューを送ることができる。もはや3Dプリンタ用のデータ形式に変換する手間すらなくすことができ、GrabCAD Print上でのデータ修正も可能だ。
以上、Withコロナの時代に3Dプリンタメーカーであるストラタシスが提供できるサービスの一部を紹介した。ストラタシスではこのほかにもさまざまなサービスを展開しているので、お困りの場合はぜひ一度問い合わせしてみてはいかがだろうか。
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上記のような業務改革をご希望の方、またその他の質問について、お気軽にお問い合わせください。早急に折り返しご連絡いたします。